代入 - ONSOURCE 疑似変数

目的

ONSOURCE 組み込み関数の現在の値を設定します。

構文

ONSOURCE() = string 

または

ONSOURCE = string

2 番目の構文形式は、ONSOURCE が BUILTIN 属性を使用して明示的に宣言されている場合にのみ使用できます。

パラメーター

string
文字列に変換される式。CONVERSION 条件を発生させたフィールドの長さが、string の長さよりも大きい場合、string に空白文字が埋め込まれます。フィールドの長さが string の長さよりも小さい場合、フィールド長に合わせて string は切り捨てられます。

説明

ONSOURCE 擬似変数は、CONVERSION 条件を発生させた無効な文字列を置換するのに使用されます。変換を再度実行するときには新しい文字列が使用されます。

ONSOURCE 擬似変数は CONVERSION ON-unit のコンテキストでのみ有効になります。その他すべてのケースでは、ONSOURCE 擬似変数は無視されます。

例:

DCL I FIXED BIN(15);
ON CONVERSION BEGIN;
   ONSOURCE() = '0'; 
END;

I = STRING VALUE; 
PUT LIST(I);

STRING_VALUE に無効な文字が含まれている場合、上記の例の ONSOURCE 擬似変数を使用すると、STRING_VALUE がゼロにリセットされます。したがって、プログラムで表示される値は整数値 0 になります。

制約事項

なし。