CLOSE

目的

オープン時に関連付けられた物理ファイルからファイル値の関連付けを解除します。

構文

CLOSE FILE(reference)[ENVIRONMENT(LEAVE|REREAD)]
[,FILE(reference)[ENVIRONMENT(LEAVE|REREAD)]]…;

省略形:ENVIRONMENT は ENV

FILE は、データ セットから関連付けを解除するファイルを指定します。CLOSE FILE(*) は、オープンしているファイルをすべてクローズします。

パラメーター

reference
1 つ以上のファイル定数、ファイル変数、またはファイル値関数を指定します。
ENVIRONMENT
ファイルをクローズした後の磁気テープの処理を制御するために IBM PL/I プログラムによって使用されるオプション。Open PL/I では解析されるだけ、または無視されます。

説明

CLOSE 文は、オープン時に関連付けられた物理ファイルから Open PL/I のファイル値の関連付けを解除します。

CLOSE 文を実行すると、reference によって指定されたファイルがクローズされます。クローズされたファイルは、再度オープンして別のファイル属性を指定できます。別のオペレーティング システム ファイルやデバイスを指定することもできます。

クローズされたファイルをクローズしても効果はなく、エラーにもなりません。

プログラムの終了時 (異常終了を含む) には、クローズされていないファイルが暗黙的にクローズされます。

CLOSE FILE(F);
CLOSE FILE(G(K));
CLOSE FILE (L), FILE (M);

制約事項

なし。