RETURN

目的

現在のプロシージャの実行を終了し、呼び出し元ブロックに制御を戻します。

構文

RETURN[(result)];

パラメーター

result
包含するプロシージャの RETURNS オプションに指定されたデータ型に値を変換可能な式でなければなりません。

説明

RETURN 文は、現在のプロシージャの実行を終了し、呼び出し元ブロックに制御を戻します。

結果が指定されている場合は、包含するプロシージャで RETURNS オプションを指定してあり、関数参照によって呼び出す必要があります。その場合、結果の式が評価され、PROCEDURE 文の RETURNS オプションで指定されたデータ型に変換されて、関数の値として返されます。

結果が指定されていない場合、包含するプロシージャで RETURNS オプションを使用できず、CALL 文によってのみ呼び出すことができます。

BEGIN ブロックで実行される RETURN 文は、包含するプロシージャ ブロックの有効化から戻り、RETURN 文を含む BEGIN ブロックをすべて終了します。

RETURN;
RETURN(A+B);
RETURN('STRING RESULT'); 
RETURN('1'B);

制約事項

ON-unit である BEGIN ブロックに RETURN 文を含めることはできません。