SIGNAL

目的

指定した条件を通知します。

構文

SIGNAL condition-name;

パラメーター

condition-name
ANYCONDITION、AREA、ATTENTION、CONDITION(name)、CONVERSION、ENDFILE(f)、ENDPAGE(f)、ERROR、FINISH、FIXEDOVERFLOW、KEY(f)、OVERFLOW、RECORD(f)、UNDEFINEDFILE(f)、UNDERFLOW、USERCONDITION (expression)、USERCONDITION(SS$_UNWIND)、VAXCONDITION (expression)、または ZERODIVIDE
注:

省略形:

  • ATTENTION は ATTN
  • CONDITION は COND
  • CONVERSION は CONV
  • OVERFLOW は OFL
  • UNDERFLOW は UFL
  • UNDEFINEDFILE は UNDF
  • ZERODIVIDE は ZDIV

説明

SIGNAL 文は、指定された条件を強制的に発生させます。条件処理の詳細については、「ON 文」のセクションを参照してください。

SIGNAL 文または実行時に発生した条件からの通知により、指定された条件に対して最後に確立された ON-unit が呼び出されます。

SIGNAL ERROR; 
SIGNAL ENDFILE(F);

制約事項

ONCODE 組み込み関数は、ON-unit を呼び出す原因となった SIGNAL USERCONDITION (expression) 文または VAXCONDITION (expression) 文の式の値を返します。そのため、システムまたはランタイムのエラーや条件を示すために使用される値と矛盾しない式の値を選択するように注意してください。

一般に、ユーザー定義の条件に 100000 以上の値を使用することにより、システムやランタイムで定義されたコードとの競合を避けることができます。0 から 99999 までのコード値のうち、システムによって現在使用されていない値は、今後の拡張のために予約されています。