Float Decimal (p)

IBM PL/I との互換性のため、浮動小数として宣言されたデータは、デフォルトで 4 バイトまたは 8 バイトの浮動バイナリとして保存され、処理されます(指定された精度が 6 以下の場合、4 バイトの浮動バイナリが使用されます)。

または、浮動小数データは、-nofdasfb ("no float dec as float bin") コンパイラ オプションを使用して、12 バイトの 2 進化 10 進数 (Binary Coded Decima; BCD) 浮動小数データとして保存および処理することもできます。この場合、Float Decimal (p) は、パック 10 進数フォーマットで保存された、10 進浮動小数点数となります。これは、符号、指数符号、無限大に使用される 2 ビット、非数 (通常は 0)、3 桁 (10 進法) の指数、および 17 桁 (10 進法) の小数で構成されます。指数および小数の両方とも、別に符号ビットを持ちます。すべての桁は、文字列全体が 96 ビット(12 バイト) に収まるように、2 進化 10 進数 (Binary Coded Decima; BCD) にパックされます。小数には、p 桁以上の 10 進数が含まれます。


Float Decimal

サイズ 整列 範囲の近似絶対値
12 バイト 4 バイト 9.9999999999999999x10 -999 から 9.9999999999999999x10 999