-map オプション

-map オプションは、各プログラム エンティティの位置および割り当てサイズを表示する、記憶域の割り当てマップを作成します。マップでは、この情報が名前、クラス、サイズ、位置、および属性で分類されています。

この情報は、5 つのカラムで示されます。

カラム 説明
NAME プログラムの各エンティティの名前を示します。
CLASS 各プログラム エンティティのストレージ クラスを示します (例:AUTOMATIC、CONSTANT、STATIC、PARAMETER、CONTROLLED、または BASED)。
SIZE エンティティのサイズ (通常はバイト単位) を示します。サイズがビット単位で測定されている場合は、サイズ番号に B が続きます。エンティティのサイズが一定でない場合は、位置リストに -V- が表示されます。ENTRY または BUILTIN クラスのエンティティには、サイズまたは位置リストはありません。
LOCATION エンティティのオフセット位置を 16 進表記で示します。
  • 自動変数の場合、LOCATION カラムには、フレーム ポインターからのメモリ オフセットが示されます。
  • 静的変数の場合は、静的データの冒頭からのメモリ オフセットが示されます。
  • 被制御変数および基底付き変数の場合は、値 -V- が表示されます。
ATTRIBUTES エンティティのデータ型を示します (例:FIXED DEC、FLOAT BIN、CHAR、CHAR VAR、BIT ALIGNED、および ENTRY)。

BUILTIN クラスのエンティティには BUILTIN を表示します。エンティティの精度およびスケールは、必要に応じてかっこ内に示されます (例:FIXED BIN(15,0))。

プログラム エンティティは、プロシージャ内での出現順でリストされています。

このマップでは、まずプログラムへの外部エントリ ポイント (外部定数、サブルーチン、またはプログラム。ソース プログラム自体も含まれます) がリストされます。これらのエントリ ポイントは、名前、クラス、および属性とあわせてリストされます。

次に、マップにはプログラムのプロシージャとエンティティが行番号でリストされます。