RACF からの証明書のエクスポート

RACDCERT GENCERT コマンドおよび RACDCERT EXPORT コマンドを使用して、RACF で証明書を作成してエクスポートできます。要件に応じてパラメーターを変更する必要があります。次の例は、独自の認証局 (CA) を使用していることを前提としています。

RACF で証明書を生成するコマンド:

RACDCERT GENCERT ID(SITE) SUBJECTSDN(CN('CommonName') +
      OU('organizational-unit-name1')
      OU('organizational-unit-name2') O('organization-name')) +
      SIZE(1024) NOTAFTER(DATE(yyyy-mm-dd)) +
      WITHLABEL('withlabel-name') +
      SIGNWITH(CERTAUTH LABEL('label-name')) +
      KEYUSAGE(DATAENCRYPT DOCSIGN HANDSHAKE)

RACF から証明書をエクスポートするコマンド:

RACDCERT EXPORT(LABEL('withlabel-name')) ID(SITE) +
         DSN('output-data-set-name') +
         FORMAT(PKCS12B64) PASSWORD('pass phrase')
注: FORMAT パラメーターは、base64 を使用してエンコードされた DER エンコードの PKCS #12 パッケージとして出力書式を指定します。

PASSWORD パラメーターは、エクスポートされる証明書の暗号化に使用されるパス フレーズです。