PACKAGE

目的

含まれるすべての宣言およびプロシージャで共有できる名前範囲を作成します。

構文

package-name: PACKAGE EXPORTS (procedure);

パラメーター

package-name
パッケージの名前。
EXPORTS

エクスポート対象のプロシージャを示します。すべてのプロシージャ (EXPORTS(*)) または特定の名前のプロシージャを指定します。エクスポートされたプロシージャはパッケージの外部で認識されるようになります。EXPORTS オプションが指定されていない場合は、EXPORTS(*) と見なされます。

説明

パッケージには、宣言、デフォルトの文、およびプロシージャ ブロックが含まれます。パッケージに含まれるレベル 1 のプロシージャの一部またはすべてをエクスポートし、外部プロシージャとしてパッケージの外部で認識されるようにできます。パッケージには任意の数のプロシージャを含めることができ、パッケージ内の任意またはすべてのプロシージャをエクスポートできます。

PACKAGE 文は、使用する場合、コンパイル単位の最初の文である必要があります。PACKAGE 文の形式は次のとおりです。

package-name: PACKAGE : EXPORTS (entry_name, … )  OPTIONS (option, …)

または

package-name: PACKAGE : EXPORTS (* ) OPTIONS (option, …)

エクスポート対象として指定されたレベル 1 の各エントリ名は外部になります。(*) を使用した場合は、レベル 1 のすべてのエントリ ポイントが外部になります。OPTIONS 句には、エントリ ポイント名に適用できるオプションを記述します (BYVALUE など)。FETCHABLE オプションは使用できません。

MYPKG: PACKAGE EXPORTS (A, B);

   A: PROCEDURE;
   END;

   B: PROCEDURE;
   END;
 
   C: PROCEDURE;
   END;

END MYPKG;

この例では、MYPKG はプロシージャ A、B、および C を含むパッケージ名です。プロシージャ A および B は外部となり、C は内部となります。

制約事項

  • RESERVES 句はサポートされていません。
  • 条件プレフィックスはサポートされていません。