Db2 のデータストア スクリプトの作成

SQL Server や PostgreSQL と同様にデータベースを動的に作成することもできますが、Db2 データベースの作成には非常に時間がかかることがあるため、事前に SQL スクリプトを使用して作成しておくことをお勧めします。

  1. データベース スクリプト ファイルを作成するには、コマンド ラインで次のコマンドを入力します。
    dbfhadmin -script -type:datastore -provider:db2 -name:<datastore-name> -file:<script-name.sql> [-existdb:<db-name>|-db:<db-name>]

    <datastore-name> は 8 文字以下にする必要があります (Db2 の制限)。<script-name.sql> は作成するスクリプト ファイルの名前です。

    さらに、オプションのパラメーターが 2 つあります。これらはいずれか一方のみを指定できます。既存の Db2 データベース内にデータストアを作成する場合 (すべてのデータストア、リージョン データベース、およびリージョン間データベースを 1 つのデータベースの保持する場合など) は、-existdb オプションを使用してデータベースの名前を指定します。データストア用に新しい Db2 データベースを作成する場合は、-db オプションを使用してデータベースの名前を指定します。これらの両方のオプションを省略すると、デフォルトの名前で新しいデータベースが作成されます。デフォルト名は -name オプションで指定した値です。

    注: -file オプションを省略した場合のデフォルト名は create_dstore_<datastore-name>_db2.sql です。
    ヒント: Db2 データベースの作成時のデフォルトの照合順序は、Windows の場合は SYSTEM_1252_US、Linux/UNIX の場合は SYSTEM_923_US です。別の照合順序を指定する場合は -collation 属性を使用します。詳細については、「dbfhadmin コマンド ライン ユーティリティ」を参照してください。
  2. 必要なすべてのデータストについて、追加のスクリプト ファイルを作成します。

    スクリプト ファイルを作成したら、dbfhadmin ユーティリティを使用して実行し、必要なデータベースを作成します。

  3. データベースを作成するには、コマンド ラインで次のコマンドを入力します。
    dbfhadmin -createdb -file:<script-name.sql> -type:datastore -provider:db2

    <script-name.sql> は前の手順で作成したスクリプト ファイルの名前です。

次に、構成ファイルを作成または編集して、データストア データベースのエントリを含める必要があります。