コールド スタートの失敗

すでに 1 つ以上のリージョンが実行されている PAC 内のリージョンをコールド スタートしようとすると、コールド スタート要求がウォーム スタートとして実行されます。これにより、PAC がアクティブなときにデータが誤って PSOR から削除されることがなくなります。

この場合、コールド スタートしようとしたリージョンで次のコンソール メッセージが表示されます。

CASSI9027W Region initializing in Warm startup
mode because PAC MYPAC is already active

他のリージョンが実行されていないときにこのメッセージを受け取った場合は、1 つ以上のリージョンが PAC を離れる前に PSOR から削除できなかったことを示しています。これにより、PAC がまだアクティブであるとエンタープライズ サーバーで誤って解釈される可能性があります。このシナリオが発生した場合は、次のコマンドを実行して PAC を初期化できます。

caspac -aInitPac=PAC_NAME -sredis,host:port
注: このコマンドを発行する前に、PAC で実行されているリージョンがあることを確認する必要があります。