データベース権限

データ ファイルがデータベース内に格納されている場合や COBOL 環境でデータベースを使用して操作を実行する場合、それらのデータベースを対話的に操作するために特定のデータベース権限が必要になります。これらの権限は、実行するアクションや使用するデータベース プロバイダーによって異なります。

次に、管理ユーザー (一般にデータストアやデータベースを作成するユーザー) および一般ユーザー (データベース内のデータ ファイルにアクセスするユーザーやデータベースで何らかの機能を実行する環境で作業するユーザー) のそれぞれについて、それらのユーザーに必要な権限を示します。管理者は、このリストを参考に、ユーザーのタイプに応じた適切なデータベース ロールをそれぞれ作成できます。

管理者ロール

データストア データベース、リージョン データベース、およびリージョン間データベースを作成するユーザーには、次の操作に対する権限が必要になります。

SQL Server および Azure SQL Database

  • CREATE DATABASE
  • CREATE/DROP TABLE
  • CREATE PROCEDURE
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの INSERT 権限
  • ストアド プロシージャおよび関数の EXECUTE 権限

PostgreSQL

  • CREATE DATABASE
  • CREATE/DROP TABLE
  • CREATE/DROP TYPE
  • CREATE INDEX
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの INSERT 権限
  • 関数の EXECUTE 権限

Db2

  • CREATE DATABASE
  • CREATE BUFFERPOOL
  • CREATE TABLESPACE
  • CREATE SCHEMA
  • CREATE TABLE
  • CREATE INDEX
  • CREATE PROCEDURE
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの INSERT 権限
  • ストアド プロシージャおよび関数の EXECUTE 権限

他のすべてのユーザー

データベースに格納されているデータ ファイルを扱うユーザーや一部の操作をリージョン データベースまたはリージョン間データベースを使用して処理する環境で作業するユーザーには、次の操作に対する権限が必要になります。

SQL Server および Azure SQL Database

  • CREATE/DROP TABLE
  • CREATE PROCEDURE
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの INSERT 権限
  • ストアド プロシージャおよび関数の EXECUTE 権限

PostgreSQL

  • CREATE/DROP TABLE
  • CREATE INDEX
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの SELECT/INSERT/UPDATE/DELETE 権限
  • 関数の EXECUTE 権限

Db2

  • CREATE/ALTER/DROP TABLE
  • CREATE INDEX
  • CREATE/DROP PROCEDURE
  • CREATE FUNCTION
  • テーブルの SELECT/INSERT/UPDATE/DELETE 権限
  • ストアド プロシージャおよび関数の EXECUTE 権限