スイッチの概要

スイッチは、ランタイム システムに渡すパラメーターで、プログラムの実行時にその動作を制御します。このようなスイッチは、2 つのカテゴリに分けられます。

ランタイム スイッチ
ランタイム スイッチは、ランタイム システム自体によって作動します。各スイッチとも、大文字または小文字によって示されます。これらのスイッチは、実行時に特定の COBOL 機能の動作におけるオプションの側面に影響します。
プログラマブル スイッチ
COBOL のプログラマブル スイッチには、0 から 8 の番号が付けられています。アプリケーションを起動するとき、各スイッチとも「off」または「on」に設定できます。スイッチの状態は、アプリケーションによってその実行時にいつでも読み取ることができます。

スイッチは、Special-Names 段落で条件名を使用して定義する必要があります。次に例を示します。

 special-names.
     switch-0 is job-origin on status is us-office
                            off status is uk-office
  ...
 procedure division.
     evaluate true
      when us-office...
      when uk-office...
  ...