RNL (Active)

制約事項: Enterprise Server Cluster 環境にのみ関連します。

リソース名リスト (RNL) はグローバル リソースの共有 (GRS) と同じです。Enterprise Server CLUSTER では、これらの RNL を使用して、これらの RNL によって参照されるリソースの処理方法を決定します。すべての RNL は、RNL 記述子ファイル (ESCLRNLs.cfg) で定義されます。グローバル ロック マネージャー (GLM) リージョンの起動時に、RNL が検証され、GLM にロードされます。さらに最初のクラスター ハンドシェイク時にクラスターのすべての参加者にプッシュされます。これらの最初の定義をインストールすると、[ACTIVE] ページを使用することでのみ GLM で RNL を更新できます。GLM は、変更をクラスターのすべての参加者にプッシュします。

RNL の詳細については、「RNL サポート」を参照してください。

このページを使用して、この Enterprise Server クラスター メンバーで利用可能な RNL を表示します。

[Details]
クリックすると、RNL の詳細情報が表示されます。

この行には、RNL 定義全体の情報が表示されます。

[Sequence]
グローバル RNL リストでのこの RNL の位置を示します。
RNL
[Include] または [Exclude] に設定します。
  • [Include] - SYSTEM インクルードの RNL に、システムでグローバル リソースとして処理する SYSTEM スコープ リソースがリストされます。
  • [Exclude] - SYSTEMS エクスクルード の RNL に、GRS でローカル リソースとして処理する SYSTEMS スコープ リソースがリストされます。

INCLUDE RNL が RNAME と一致する場合、EXCLUDE リストが検索されます。次に例を示します。

RNLDEF RNL(INCL) TYPE(Pattern) QNAME(SYSDSN) RNAME(SYS1.*)
RNLDEF RNL(EXCL) TYPE(GENERIC) QNAME(SYSDSN) RNAME(SYS1.PRD2)

SYS.PRD2 で始まるファイルを除き、SYS1.* で始まる任意のファイルがグローバル リソースとして処理されます。

タイプ

RNL で定義されている次のリソース名エントリのタイプを指定します。

  • [Specific] - リソースの QNAME (主要リソース名) および RNAME (副リソース名) を指定する必要があります。
  • [Generic] - RNL のリソース名が包括的基準であることを示します。次に例を示します。
    RNLDEF RNL(INCL) TYPE(GENERIC) QNAME(SYSDSN) RNAME(SYS1.PRD2)

    これは、SYS1.PROD2 で始まるすべてのファイルがグローバル リソースであることを意味します。

  • [Pattern] - RNL エントリのリソース名が、ENQ 要求で指定されたリソース名に適合する必要があるパターンであることを示します。
    リソース名のいずれかの部分にワイルドカード文字 (* または ?) を使用できます。
    *
    任意の文字のサブ文字列およびゼロを含む任意の長さに一致する名前を検索できます。
    ?
    任意の 1 文字に一致する名前を検索できます。
[QNAME]
[SYSDSN] に設定します。
[RName]
インクルード ロックまたはエクスクルード ロックのリソース名ターゲット