cobutf8 構成ファイルの構成

この構成ファイルは、$COBDIR/etc ディレクトリに cobutf8.cfg という名前で格納されています。このファイルは名前を変更したり移動したりしないでください。名前や場所を変更すると、ユーティリティを実行するときにエラーが発生します。

このファイルには、日本語 Shift-JIS 文字エンコードのマッピングがあらかじめ構成されています。独自のマッピングを追加し、サポートされるロケールを 1 つ以上指定して iconv() 関数でサポートされる文字セットにマップすることもできます。

マッピングの追加

ヒント: サポートされるロケールの一覧を表示するには locale -a コマンドを使用し、iconv() でサポートされる文字セットの一覧を表示するには iconv -l コマンドを使用します。

新しいマッピングを追加するには、テキスト エディターで構成ファイルを開き、新しい行に少なくとも 1 つのターゲット ロケールを入力します。他のロケールを同じ文字セットにマップする場合は、それらのロケールも同じ行に 1 つ以上の空白文字で区切って指定します。同じ行にさらに空白を入力してから、iconv() でサポートされる文字セットを入力します。

次の構成ファイルの例では、韓国語ロケールの新しいマッピングが追加されています。

# Additional mappings can be added using the following format:
# <LOCALE> [LOCALE2 ...] <ICONV>\n
# Key:	<...> 	Mandatory#	[...]	Optional
# Values can be delimited using any non-line breaking whitespace.
# <ICONV> must be followed by a newline.
ja_JP.sjis  ja_JP.SJIS   SJIS-OPEN    #Shift-JIS
ja_JP.ujis  ja_JP.UJIS   UJIS         #UJIS
ja_JP.eucJP ja_JP.eucjp  EUCJP-OPEN   #EUC Japanese
ko_KR.euckr              CP949        #Korean