デフォルトの ESMAC ユーザーの構成

デフォルトの ESMAC ユーザーの設定

セキュアなエンタープライズ サーバー リージョンまたはインスタンスを起動する際、特定のユーザー ID の資格情報が認証されます。このユーザー ID はデフォルトの ESMAC ユーザーと呼ばれ、mfuser として設定されます。このユーザー ID は、Configuration Information[ES-Environment] タグで Directory Server (MFDS) の環境変数 ES_USR_DFLT_ESMAC を設定して変更できます。

デフォルトの ESMAC ユーザー ID の資格情報を変更する場合は、リージョンを起動するための正しい権限があることを確認する必要があります。それらの権限を設定しないと、リージョンを起動できなくなります。詳細については、「ユーザーを MSS システム管理者にする」を参照してください。

注: mfuser を作成してエンタープライズ サーバーを保護するのは、レガシー セキュリティの場合のみです。

デフォルトの ESMAC ユーザーの無効化

リージョンのセキュリティを強化するためにデフォルトの ESMAC ユーザーを無効にできます。これを行うには、Configuration Information[ES-Environment] タグで Directory Server (MFDS) の環境変数 ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC を設定します。ログオン画面の [DEFAULT] ボタンが無効になり、有効なユーザー ID およびパスワードの入力が常に求められるようになります。