ASSGN

論理入出力装置を物理デバイスに割り当てます。直接割り当てるか、別の論理入出力装置を使用して割り当てます。

構文:

      *---------------------------------------------------------------
      *--- ASSGN OPERANDS
      *--- // ASSGN SYSxxx,
      *---         (address or address list or
      *---          UA or IGN               or
      *---          SYSyyy                  or
      *---          device class            or
      *---          device type),
      *---          and additionally for DISK devices
      *---          [TEMP or PERM],[VOL=volume],{SHR]
      *---          and additionally for TAPE devices
      *---         ,[mode],[ALT],[PERM],[VOL=VOLUME]
      *---------------------------------------------------------------

詳細は次のとおりです。

SYSxxx
論理装置の名前。SYSRDR、SYSIPT、SYSIN、SYSPCH、SYSLST、SYSOUT、SYSLNK、または SYSLOG です。

xxx が数字の場合はプログラマー論理装置です。たとえば、ファイル制御節に select report1 assign to SYS040 を含むプログラムに対して SYS040 を使用できます。

address list
VSE システム構成ファイルに定義されている物理デバイス (後述)。
UA or IGN
解析されますが、処理されません。
UA
論理装置の割り当てを解除します。
IGN
指定した論理装置の割り当てを解除して、以降の論理 IOCS コマンドを無視します。
SYSyyy
SYSyyy を SYSxxx と同じデバイスに関連付けます。

SYSLST、SYSOUT、SYSLNK、SYSLOG のいずれかです。

device class
解析されますが、処理されません。

特定のクラスのデバイスのみを対象とする場合に使用します。

device type
解析されますが、処理されません。

特定のタイプのデバイスのみを対象とする場合に使用します。

ALT
解析されますが、処理されません*。

代替テープ装置を示します。

PERM
解析されますが、処理されません。

明示的な CLEAR 要求を使用しないとこの DLBL 定義をクリアできないことを示します。

VOL
解析されますが、処理されません*。

VOL=volser - 必要なデバイスのボリューム シリアル番号を指定します。

SHR
解析されますが、処理されません*。

ディスク デバイス専用です。この装置を割り当て済みのディスク デバイスに割り当てられることを意味します。

注: これらのトピックに示されているコマンドと作用対象の組み合わせは、「解析されるが処理されない」と記載されていない限りサポートされます。この記載の意味は次のとおりです。
  • 解析されるが処理されない - そのコマンドと作用対象の組み合わせはサポートされていませんが、Enterprise Developerで解析され、検証に失敗すると JCL エラーが生成されます。
  • 解析されるが処理されない* - JCL コマンドおよび POWER コマンドのいくつかの作用対象 (テープやボリュームに固有の作用対象など) が Micro FocusEnterprise Developer 環境では適用されないことを示します。詳細については、「General Differences」を参照してください。