cobollbr

説明

1 つ以上の COBOL ファイルから Micro Focus ライブラリ (.lbr) を作成します。

パラメーター

属性	説明	必須
destdir	ライブラリが書き込まれるディレクトリの名前。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。	いいえ
destfile	作成するライブラリの名前。	いいえ
desttype	リンカーで生成する実行可能ファイルのタイプ。この属性の値は、「`lbr`」にする必要があります。	いいえ
failonerror	タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルドプロセスを停止します。デフォルトは `false` です。	いいえ
is64bit	`true` の場合、64 ビットライブラリが作成されます。デフォルトは `false` です (つまり、32 ビットライブラリ)。	いいえ
lbrcommand	ライブラリファイルの作成に使用するカスタムリンクコマンドを指定します。指定した場合、`cobollbr` タスクの他の属性はすべて無視され、指定したコマンドを使用してライブラリが作成されます。デフォルトは "" です。	いいえ
threadCount	使用する並列コンパイルの最大数。デフォルトは 1 です。	いいえ
userEnv	ユーザー指定の環境変数を含むプロパティファイルの名前。	いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

mffilelist: 入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、ライブラリに含めるオブジェクトファイル名を指定します。mffilelist を参照してください。

例

3 つの .int ファイル Program1.int、Program2.int、および Program3.int から 32 ビットのアプリケーション ProgramLib1.lbr を作成します。

<cobollbr destdir="${basedir}/bin" destfile="ProgramLib1" is64bit="false" failonerror="true">
    <mffilelist srcdir="${basedir}/bin">
        <file name="Program1.int"/>
        <file name="Program2.int"/>
        <file name="Program3.int"/>
    </mffilelist>
</cobollbr>

3 つの .gnt ファイル Program1.gnt、Program2.gnt、および Program3.gnt から 64 ビットのアプリケーション ProgramLib2.lbr を作成します。

<cobollbr destdir="${basedir}/bin" destfile="ProgramLib2" is64bit="true" failonerror="true">
    <mffilelist srcdir="${basedir}/bin">
        <file name="Program1.gnt"/>
        <file name="Program2.gnt"/>
        <file name="Program3.gnt"/>
    </mffilelist>
</cobollbr>