デモンストレーション アプリケーション

Enterprise Developer には、DB2 LUW 用 HCO および DB2 ECM 向けの各種デモンストレーション アプリケーションやプログラムが用意されています。Windows プラットフォームでは、Mainframe Samples ブラウザーおよび Visual COBOL サンプル ブラウザーからそれらにアクセスできます。いずれかのサンプル ブラウザーを起動する手順については、「サンプル ブラウザーを起動するには」を参照してください。

DB2 LUW 用 HCO – Windows 環境

DB2 LUW 用 HCO のすべてのサンプルは Mainframe Samples ブラウザーの [Show native only] リストに表示されます。

ソース ファイルは %PUBLIC%\Documents\Micro Focus\Enterprise Developer\Samples\Mainframe\SQL\HCO for DB2 LUW のサブディレクトリに格納されています。

各サンプル アプリケーションには、アプリケーションの使用方法を説明する Readme が付属しています。

DB2 LUW 用 HCO - Getting Started
ホスト互換性オプションの機能をデモンストレーションします。データベース作成、DDL 処理、インポート、エクスポート、DCLGEN、静的 SQL 文の使用、動的 SQL 文の使用などのデモンストレーションが含まれます。
DB2 LUW 用 HCO - BindAll
DB2(BINDDIR) 指令を使用してバインド (.bnd) ファイルを別のディレクトリに書き込んでから、ビルド後のイベントを使用して HCO BINDALL コマンドを実行することで、生成されたすべての .bnd ファイルをバインドする方法をデモンストレーションします。

DB2 LUW 用 HCO – UNIX 環境

DB2 LUW 用 HCO 向けに、hcodemo という 1 つのデモンストレーション アプリケーションが提供されています。このアプリケーションは、ホスト互換性オプションの機能をデモンストレーションする複数のスクリプトおよび COBOL プログラムから構成されています。

このデモンストレーションのソース ファイルは $COBDIR/demo/hco に格納されています。同じ場所に、アプリケーションの使用方法を説明する hcodemo.txt ファイルもあります。

DB2 ECM – Windows 環境

DB2 ECM のすべてのサンプルは Visual COBOL サンプル ブラウザーの [Show JVM COBOL only] リストに表示されます。

ソース ファイルは %PUBLIC%\Documents\Micro Focus\Enterprise Developer\Samples\Eclipse\COBOL\sql\db2ecm のサブディレクトリに格納されています。

各サンプル アプリケーションには、アプリケーションの使用方法を説明する Readme が付属しています。

次のアプリケーションが提供されています。

DB2 ECM - Connect
IBM DB2 LUW でサポートされる Type 1 CONNECT を使用して、DB2 データベースとの接続を確立または解除する構文バリアントを示します。
DB2 ECM - Db2storedproc
IBM DB2 LUW で COBOL ストアード プロシージャを作成して呼び出す方法を示します。
DB2 ECM - Dynamic
IBM DB2 LUW で動的 SQL を使用して各種 SQL 機能を実行する簡単なサンプルです。このプログラムが STATIC SQL プログラムとして記述されている場合は、2 つのプログラムに分割されている必要があります。これは、静的 SQL では事前にテーブルを用意しておく必要があり、テーブルがないとコンパイラ エラーが発生するためです。
DB2 ECM - LOB Data Types
LOB LOCATOR および VALUES 関数を使用して DB2 LUW から LOB データを取得する方法を示します。
DB2 ECM - Select
シングルトンの SELECT 文とカーソルベースの FETCH 文の両方を IBM DB2 LUW で使用する簡単なサンプルです。
DB2 ECM - Whenever
EXEC SQL WHENEVER 文を使用するエラー処理の方法、および DB2(MSGAREA) コンパイラ指令を使用して SQLERRMC で提供される 70 バイト超のエラー メッセージ テキストを取得するための COBOL 変数を指定する方法を示します。

DB2 ECM – UNIX 環境

さまざまな DB2 ECM サンプル プログラムが用意されています。これらのサンプルのソース ファイルは、$COBDIR/demo/db2 に格納されています。

各サンプル プログラムには、プログラムの使用方法を説明する progName.txt ファイルが付属しています。

db2test1.cbl
IBM DB2 LUW でサポートされる Type 1 CONNECT を使用して、DB2 データベースとの接続を確立または解除する構文バリアントを示します。
db2test2.cbl
シングルトンの SELECT 文とカーソルベースの FETCH 文の両方を IBM DB2 LUW で使用する簡単なサンプルです。
dynamic.cbl
IBM DB2 LUW で動的 SQL を使用して各種 SQL 機能を実行する簡単なサンプルです。このプログラムが STATIC SQL プログラムとして記述されている場合は、2 つのプログラムに分割されている必要があります。これは、静的 SQL では事前にテーブルを用意しておく必要があり、テーブルがないとコンパイラ エラーが発生するためです。
lobdemo.cbl
LOB LOCATOR および VALUES 関数を使用して DB2 LUW から LOB データを取得する方法を示します。
whenever.cbl
EXEC SQL WHENEVER 文を使用するエラー処理の方法、および DB2(MSGAREA) コンパイラ指令を使用して SQLERRMC で提供される 70 バイト超のエラー メッセージ テキストを取得するための COBOL 変数を指定する方法を示します。