LDAP クライアント ライブラリの使用

Enterprise Server セキュリティに LDAP サーバーを使用したり、Enterprise Server の構成データ (MFDS リポジトリとも呼ばれます) を保持したりするには、LDAP クライアント ライブラリがインストールされている必要があります。

一部のオペレーティング システムには、これらがデフォルトのインストールの一部またはオプションのパッケージとして含まれています。Microsoft Windows には、Microsoft の LDAP クライアントが基本 OS の一部として組み込まれています。AIX には、付属の IBM Directory Server にインストール可能なオプションとして LDAP クライアントが含まれています。また、Solaris には、通常はデフォルトのインストールの一部として LDAP クライアントが含まれています。Red Hat および SUSE Linux のディストリビューションでは、OpenLDAP パッケージが提供されており、それぞれ rpm または yum でインストールできます。

また、http://www.openldap.org/ から OpenLDAP のソースを入手し、記載された手順に従って OpenLDAP クライアント ライブラリを作成することもできます。