スタック ダンプの生成

制約事項: これは次のプラットフォームにのみ適用されます。Linux Intel 64 ビット、Solaris Intel 64 ビット、および Linux/390。

Micro Focus COBOL ランタイム システムでは、実行可能ファイルまたは共有オブジェクトにビルドされたネイティブ COBOL アプリケーションでランタイム システム エラーが発生したときにスタック ダンプを生成できます。この機能では、マネージ COBOL プログラムまたは INT/GNT 形式にビルドされたプログラムはサポートされません。

stackdump_on_error チューナーを有効にすると、アプリケーションの障害が発生した時点で stackdump ファイルが生成されます。stackdump_filename チューナーを使用して別の場所が設定されていない限り、ファイルはプログラムの作業ディレクトリに作成されます。
注: core_on_error チューナーも有効にしてコア ファイルを生成するように設定している場合、2 つのチューナーが処理される順序の関係で、stackdump ファイルは core_on_error が 3 に設定されている場合にのみ生成されます。

stackdump ファイルには、プログラム内の各スレッドのスタック トレースが格納されます。トレースの詳細レベルは、プログラムがどのようにコンパイルされたかによって異なる場合があります。デバッグ用のコンパイルでは、より包括的なスタック トレースが生成され、ほとんど (すべてとは限らない) の COBOL 文がスタックに含まれます。本番環境用のコンパイルでは、より最適化されたコードが生成されるため、スタックに含まれる内容が少なくなる可能性があります。いずれの場合も、COBOL プログラムを示す一番上のエントリとその行番号がプログラムが失敗する箇所を示しています。