LDAP ユーザー グループ モードの構成

グループ モードおよび関連する設定は、以下のとおり Enterprise Server Administration Web インターフェイスのセキュリティ マネージャー定義の [Configuration Information] フィールドで指定します。

[LDAP]
group type=MF|custom|AD|both
group class=group-class-name
group member attribute=member-attribute-name

group type

group type の構成設定は、次の 4 つの値を取ります。

MF
デフォルト設定であり、Micro Focus グループ モードを有効にします。
custom
カスタム グループ モードを有効にします。
AD
Active Directory グループ モードを有効にします。
both
結合グループ モードを有効にします。

デフォルトのグループ モードは MF です。グループ モードの詳細については、「LDAP ベースのセキュリティでの Micro Focus 以外のグループ オブジェクトの使用」を参照してください。

注: AD モードおよび結合モードでは、ベースとコンテナの設定も指定する必要がある場合があります。以下の「その他の構成設定」セクションを参照してください。

グループ クラスおよびグループ メンバー属性

カスタム モードでは、これらの属性を使用して、グループ情報を含む LDAP オブジェクト クラスの名前、およびグループ メンバーをリストする LDAP 属性の名前を設定します。

結合モードでは、これらの属性は AD 以外のグループにのみ適用されます。

デフォルトのグループ クラスは microfocus-MFDS-Group で、デフォルトのグループ メンバー属性は microfocus-MFDS-Group-Member です。

その他の構成設定

MF 以外のグループ型を使用する場合、グループ コンテナは、多くの場合、他の Enterprise Server LDAP データとは別の LDAP リポジトリ階層の一部にあります。このため、 baseuser containergroup container、および resource container が適切に構成されている必要があります。

場合によっては、base を空の値に設定してから、各コンテナー設定を関連付けられたコンテナー オブジェクトの完全識別名 (DN) に送信することが必要となります (またはこの方法が最も簡単です)。

結合グループ モード (group type=both) では、Active Directory グループとカスタム グループを別のコンテナーオブジェクトに含めることができます。MLDAP ESM モジュール で両方のコンテナー内のグループを検索できるようにするには、group container を 2 つのグループ コンテナーの共通の親に設定し、search scope=tree でサブツリー検索を有効にします。

注: base を指定する場合は、group container を設定する際にこのコンポーネントを含めないでください。

複数のセキュリティ マネージャーを使用している場合、リージョンのセキュリティ構成でフェデレーションの有効化が必要となることがあります。詳細については、「セキュリティ フェデレーション」を参照してください。