JAVALOGGER エミッターのプロパティ

JAVALOGGER エミッタープロパティを設定して、Web サーバーの Java ロギング フレームワークに渡す詳細を制御します。

Web サーバーの権限制限のために TEXTFILE または BINFILE エミッターを構成できない場合、このタイプのエミッターを使用します。

JAVALOGGER エミッターで必要とされるプロパティを mfjvm.ctf 構成ファイルに追加します。

プロパティ 説明 デフォルト
FORMAT ファイルに書き込まれる各トレース データ レコードに使用される形式。形式の指定で次の擬似変数を使用できます。
$(COMPONENT)
トレース イベントを出力するコンポーネントの名前。
$(DATA)
トレース イベントで出力されるコンポーネントにより指定されるトレース データ。各トレース部分が、DELIMCHAR プロパティで指定される文字で区切られます。
$(DATE)
現在の日付。yyyy/mm/dd の形式で出力されます。
$(EVENT)
トレース イベントを出力するコンポーネントによって指定されるイベント識別子。
$(LEVEL)
トレース レベル:
  • 0 = デバッグ
  • 1 = 情報
  • 2 = 警告
  • 3 = エラー
  • 4 = 致命的
注: 下記の「説明」を参照してください。
$(PID)
現在のプロセス ID。$(PROCESS) と同じです。
$(PROCESS)
現在のプロセス ID。$(PID) と同じです。
$(RUNUNIT)
トレース イベントに関連する RunUnit を識別する一意の番号。
$(THREAD)
現在のオペレーティング システムのスレッド識別子。
$(TIME)
現在の時刻。hh:mm:ss の形式で出力されます。
$(TIME) $(COMPONENT) $(EVENT) $(LEVEL) $(DATA)

説明

$(LEVEL) で設定するトレース レベルは、Java ロギング API で使用される次のレベルにマッピングされます。

Micro Focus のトレース レベル Java ロギング API のトレース レベル
Debug (デバッグ) Config (構成)
Info (情報) Info (情報)
Warn (警告) Warning (警告)
Error (エラー) Severe (重大)
Fatal (致命的) Severe (重大)

各レベルで何がトレースされるかについての詳細は、Java ロギング APIのマニュアルを参照してください。