SQL アプリケーション

OpenESQL およびその DBMAN=JDBC 指令は、標準の COBOL SQL ホスト変数の仕様を使用してクロスプラットフォームの JVM の互換性についてテストされています。詳細については、「SQL データ型」を参照してください。さらに、OpenESQL は UNICODE"PORTABLE" COBOL コンパイラ指令をサポートしています。

クロスプラットフォームの互換性を確保するために、OpenESQL アプリケーションでは、Enterprise Developer に用意されている標準のデフォルト SQLCA および SQLDA 定義を使用する必要があります。標準の COMP-5 項目ではない COMP 項目を使用する SQLCA および SQLDA 定義は移植性がありません。

OpenESQL を使用して動的 SQL をコンパイルする場合、SQLDA に含まれるポインターは、COBOL 開発システムが 32 ビットか 64 ビットか、または P64 コンパイラ指令が設定されているかどうかに応じて、32 ビットまたは 64 ビットのいずれかになります。

コンパイル時に OpenESQL によって生成される JVM クラスは、プラットフォームによって異なる場合がありますが、実行時に問題となることはありません。コンパイル時に、OpenESQL は実行時の動作に影響を与えないタイムスタンプおよびその他の成果物を埋め込みます。