Azure データストアへのファイルのアップロード

Create Datastore Scripts for Microsoft Azure」で説明されているスクリプトを使用して Azure データストアを作成していない場合は、次の手順を使用して作成します。

  1. Enterprise Developer command promptを開きます。
    注: Windows では、使用する ODBC データ ソースと同じビット体系のコマンド プロンプトを使用する必要があります。
  2. MFDBFH_CONFIG 環境変数を設定して、データ ソースへの参照が格納されたデータベース構成ファイルの場所を指定します。
    set MFDBFH_CONFIG=<location-and-name-of-file>

    この変数を設定しない場合、ファイルは現在のディレクトリにあると見なされます。

    注: データストアの操作に使用するストアド プロシージャを指す MFDBFH_SCRIPT_DIR 環境変数も必要ですが、この変数は Enterprise Developer command promptを使用する場合はすでに暗黙的に設定されています。
  3. データストアにデータ ファイルを追加します。
    dbfhdeploy data add <filename> URL/<file-ref>[?folder=<folder-name>]

    <folder-name> が存在しない場合は作成されます。

  4. データ ファイルがデータストアに追加されたことをテストするには、dbfhdeploy を使用してデータベース内のファイルおよびフォルダーのリストを作成します。
    dbfhdeploy list URL[?folder=<folder-name>]

    ファイルのリストが表示されます。

    注: フォルダー名を指定しないと、データストアの基本レベルにあるファイルおよびフォルダーのみが表示されます。

    データストアにトランザクション ファイルがある場合は、そのデータストアを指すようにエンタープライズ サーバー リージョン内の XA リソースも構成する必要があります。「XA リソースの作成」を参照してください。トランザクション ファイルがない場合は、その手順をスキップし、データストア内のファイルを使用するように CICS またはバッチ (JCL) アプリケーションを構成する手順に進んでください。さらに、リソース ロックをエンタープライズ サーバー リージョンで管理する場合は、リージョン データベースおよびリージョン間データベースを構成します。