Historical Statistics

このページを使用して、Historical Statistics Facility (HSF) を構成します。これにより、トランザクションに関するデータを収集できます。

このサーバーの Historical Statistics の収集を有効にするには、[Enable Collection of Historical Statistics Facility (HSF) Records] をオンにします。

[Write to disk]
カンマ区切りファイルへの HSF レコードの書き込みを有効にします。これらのファイルは cashsf-a.csv および cashsf-b.csv と呼ばれ、システム ディレクトリに書き込まれます。一度に 1 つのファイル (アクティブ ファイルと呼ばれる) にのみ書き込まれます。アクティブ ファイルへの書き込みはアクティブ ファイルが最大サイズに達するまで行われ、その時点で代替ファイルがアクティブになります。代替ファイルがすでに存在する場合、そのファイルは cashsf.nnn という名前でバックアップされます (nnn はバックアップの番号)。エンタープライズ サーバーを起動すると、cashsf-a.csv は常にアクティブ ファイルとして設定され、そのファイルがすでに存在する場合はバックアップされます。バックアップの拡張子は .001 から .999 まで番号付けられます。拡張子が .999 のバックアップが存在する場合、その次のバックアップは cashsf.001 として作成されます。cashsf.001 がすでに存在する場合は上書きされます。
[Maximum HSF file size]
[Write to disk] をオンにした場合、これは、Enterprise Server が代替 .csv ファイルに切り替える前に .csv ファイルが達するサイズ (キロバイト単位) です。値を 0 にすると、可能な最大サイズ (4 GB) が選択されます。
[Create JCL file records]
「メインフレーム」ファイルの JCL ファイル (JCLF) レコードの生成をオンにします。FCDCAT および ASSIGN(EXTERNAL) でアクセスされるものです。JCLF レコードはステップに対してローカルであるため、同じジョブ内の単一のデータ セット名に対して複数のレコードを生成できます。データ セットにアクセスするステップごとに 1 つのレコードが作成されます。
[Number of Records Displayed for Monitoring]
Enterprise Server がメモリに保持する HSF レコードの数を指定します。この数に達すると、新しいレコードの作成時に古いレコードが削除されます。1 時間以上経過したレコードも削除されます。最小値は 0 で、最大値は 4096 です。