ランタイム起動構成ファイルの例

次の例は、アプリケーション起動構成ファイルまたはデフォルトのアプリケーション起動構成ファイルの有効なエントリです。

次の例では、(動的バインドを有効にしてビルドした) アプリケーションを、C:\SvInstallDir にインストールした Enterprise Server にバインドし、指定した場所にある myces.ini を使用します。

set SERVERPATH=C:\SvInstallDir
set CESDYNAMIC=C:\ces\myces.ini

次の例では、指定したパスを使用して、(動的バインドを有効にしてビルドした) アプリケーションを、C:\SvInstallDir にインストールした Enterprise Server にバインドし、C:\SvInstallDirbin または bin64 ディレクトリにある ces.ini を使用します。

set SERVERPATH=C:\SvInstallDir
set CESDYNAMIC=ces.ini

任意のネイティブ COBOL アプリケーションに該当する次の例では、指定したライセンス構成ファイルをアプリケーションと同じディレクトリで特定します。

set CESDYNAMIC=myces.ini

次の例では、アプリケーションの作業ディレクトリの rt-files サブディレクトリにあるバイナリ ファイルを使用して、(動的バインドを有効にしてビルドした) アプリケーションを Enterprise Server にバインドします。

set BINPATH=\rt-files

次の例は、現在の PATH を修正します。この特定の例は、Character Dialog System (DSCHAR) を必要とするアプリケーションをディプロイする場合の具体的な回避策です。文字バージョンの Dialog System がデフォルトの GUI バージョンの Dialog System (DSGUI) よりも優先されるようにするには、PATH を DSCHAR の場所に修正する必要があります。

SETENV PATH=C:\InstallDir\DShar\bin;%PATH%

InstallDir は製品のインストール フォルダーです。