MF 

CONSTANT 句

CONSTANT 句は、01 レベルの項目が変更できない定数値を持つことを指定する。

一般形式

構文規則

  1. この句は 01 レベルでのみ指定できる。
  2. この句は WORKING-STORAGE および LINKAGE SECTION でのみ指定できる。
  3. データ項目は、COBOL 文の送り出し側項目としてのみ使用でき、文による変更が可能な作用対象では使用できない。
  4. すべての基本項目は VALUE 句に属する必要がある。ただし、CONSTANT が TYPEDEF 定義で指定されている場合を除く。
  5. この句は、次の修飾子または用途では使用できない。COMP-1、COMP-2、PIC 1、ポインター型、REDEFINES、EXTERNAL-FORM、指標名、THREAD-LOCAL、または REENTRANT"2" 指令。

一般規則

  1. WORKING-STORAGE に割り当てられる CONSTANT を指定するデータ項目は、ネイティブ コードの実行用に読み取り専用メモリに配置される。
  2. EXTERNAL および LINKAGE SECTION に使用される CONSTANT 項目は、プログラム内の COBOL 文で変更できない。
  3. JVM COBOL は、CONSTANT 修飾子の独自の実装を持ち、Java ネイティブ型でしか使用できない。
  4. 表の CONSTANT 句についての OCCURS のレベルは 1 レベルに制限される。
  5. 表の初期化において、Value 句で複数の値を使用している場合 (表内の個々の要素を初期化するため)、コード内の後続の他の Value 句でも複数の値を使用するか、あるいはまったく使用しない必要がある。