FILEDDWORD 関数

目的

ファイル x の属性 c の値である文字列を返します。

構文

FILEDDWORD(x,c)

パラメーター

x
ファイル参照。
c
問い合わせ対象の属性を保持する文字列。

説明

FILEDDWORD は、ファイル x の属性 c の値である文字列を返します。FILEDDWORD を使用する場合、c の有効なオプションは次のとおりです。

  • access
  • amthd
  • action
  • charset
  • filename
  • organization
  • recfm
  • type

これらのオプションは、次の値を返します。

  • ACCESS は、SEQUENTIAL または DIRECT を返します。
  • ACTION は、INPUT、OUTPUT、または UPDATE を返します。
  • AMTHD は、Enterprise Server で実行されている場合には VSAM KSDS、VSAM ESDS、または VSAM RRDS を返し、Enterprise Server 以外で実行されている場合には FILESYS を返します。
  • CHARSET は、ASCII または EBCDIC を返します。
  • Enterprise Server 上では、FILENAME は、MVS データセット名を返します。PDS または PDSE のメンバーである MVS データセットの場合、返される名前にはメンバー名が含まれます。Enterprise Server 以外で実行されている場合は、ファイルの完全修飾パス名が返されます。
  • ORGANIZATION は、CONSECUTIVE、RELATIVE、REGIONAL(1)、または INDEXED を返します。
  • RECFM は、ファイルの適切なレコード形式設定を返し、VSAM ファイルの場合には U を返します。このオプションは、Enterprise Server でのみ有効です。
  • TYPE は、RECORD または STREAM を返します。

制約事項

ファイルが開かれていない場合、または問い合わせ対象のファイルに対して属性が無効である場合、ONCODE 1010 のエラー状態が発生します。