XMLPARSE

XML イベントに関連する XML PARSE 文および特殊レジスタの動作を決定します。

構文:

>>-.---.----XMLPARSE--"version"---><
   +-/-+

パラメーター:

version
XML PARSE 文がエミュレートする Enterprise COBOL のバージョン。
COMPAT
XML PARSE 文の実行動作および結果は、バージョン 3 の Enterprise COBOL と互換性があります。
XMLSS
XML PARSE 文は、Enterprise COBOL バージョン 4 用として処理されます。次の XML 解析機能は、このオプションが有効な場合にのみ使用できます。
  • 強化されたネームスペース処理
  • XML PARSE 文の ENCODING 指定および RETURNING NATIONAL 指定
  • テキスト形式の XML スキーマと照合してチェックできるようにする VALIDATING 指定のサポート

プロパティ:

デフォルト: XMLPARSE"XMLSS"
段階: 構文チェック
$SET: 最初の行

説明:

XMLPARSE"COMPAT" が設定されており、ネイティブ COBOL で実行されている場合、&apos; などの XML 文字エンティティは個々のイベントとして出力されます。たとえば、<elem attr="baker&apos;s dozen"/> を使用すると、次の 3 つの要素が生成されます。

  • CONTENT_CHARACTERS(with text "baker")
  • CONTENT_CHARACTERS(with text " ' ")
  • CONTENT_CHARACTERS(with text "dozen")

XMLPARSE"XMLSS" が設定されており、JVM COBOL で実行されている場合、XML エンティティは、そのエンティティが表す単一の文字に変換され、そのエンティティを囲む一般的なテキストに含まれます。次の単一のイベントが生成されます。

  • CONTENT_CHARACTERS(with text "baker's dozen")