%%GLOBAL と %%LIBSYM

%%GLOBAL 値と %%LIBSYM 値は、テキスト ファイルに保存されます。これらのテキスト ファイルでは、

シンボル ファイル内容の例を次に示します。

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ABC=ABC

def="ABC DEF"
 Group    =     XYZ
 Parm2    =     "'123 567'"

DAGLOBAL 環境変数またはカタログでは、%%GLOBAL によって使用されるテキスト ファイルのフォルダーが指定されます。同様に、%%LIBSYM メンバーについては、環境変数またはカタログからフォルダー名が抽出されます。

カタログを使用する場合は、メンバーを含むフォルダー/ディレクトリを参照する PDS (動的、LRECL 80、LSEQ のタイプ) を定義します。

%%GLOBAL ではデータセット名 DAGLOBAL は必須で、%%LIBSYM では指定したデータセット名を使用します。

この例は、%%GLOBAL および %%LIBSYM 制御文の解決を示しています。

文/式 解決結果
[//*] %%GLOBAL MBRNAME

DAGLOBAL 環境変数によって、MBRNAME テキスト ファイルの場所が指定されます。DSN DAGLOBAL を使用してメンバー名を特定します。

[//*] %%LIBSYM DATA.SET.NAME %%MEMSYM MBRNAME

DATA.SET.NAME 環境変数、またはカタログで定義された DATA.SET.NAME によって、MBRNAME テキスト ファイルの場所が指定されます。

環境変数を使用してメンバーを含むディレクトリを特定する場合は、拡張子 JCL を使用してメンバー ファイル名を見つけます。