mfplx オプション

mfplx では複数のファイル名を使用でき、mfpli オプションのほか、-c および -o などの、UNIX または Windows システムの標準コンパイラ オプションおよびリンカー オプションの多くを使用できます。-c オプションでは、リンクなしのコンパイルを指定します。-c を使用する場合、-o オプションがコンパイラに渡されます。-c を使用しない場合、-oldpli に渡されます。

UNIX の場合、mfplx はリスティング ファイルに含まれる記憶域の割り当てマップのために必ず -map オプションをコンパイラに渡します。

Windows では、-c オプションを使用してリンクなしのコンパイルを行う場合、mfplx はリスティング ファイルに含まれる記憶域の割り当てマップのために --map オプションをコンパイラに渡します。リンクを実行する場合、mfplx は --mapldpli に渡しローダー マップを作成します。

mfplx コマンドで使用する一部の利用可能なオプションを次の表に示します。

オプション 説明
-# プリプロセッサとコンパイル/ロード コマンドを表示します (エコーのみ)。
-c リンクなしのコンパイルを指定します。
-dli DL/I プリプロセッサを実行するか、mfexecpp DL/I サポートとリンクします (あるいはその両方)。
-help STDOUT にヘルプ テキストを出力します。
-incl インクルード プリプロセッサを呼び出します。
-l インクルード検索パスを指定します。
-macro PL/I マクロ プリプロセッサを実行します。
-nodebuginfo mfplx に %FILE、%LINE、%SDEBUG、および %RDEBUG 情報を生成しないように指定します。
-nomacro Open PL/I マクロ プリプロセッサの呼び出しを抑制します。
-O 最適化レベル 0、1、2、または 3 を選択します (-opt に相当します)。
-pp PL/I マクロ プリプロセッサの出力ファイル名を指定して保存します。
-sql mfexecpp SQL プリプロセッサを使用することを示します (DB2、OCI、または ODBC 向け)。
-systemcics CICS で実行されるようにコンパイルまたはリンク、あるいはその両方を行います。
-systemims IMS で実行されるようにコンパイルまたはリンク、あるいはその両方を行います。
-systemmvs MVS で実行されるようにコンパイルまたはリンク、あるいはその両方を行います。
-v コンパイラのバージョン番号を表示します。