ファイル アクション通知のユーザー出口

MFJFAXIT ユーザー出口を使用して、ファイルを開くイベントおよびファイルを削除するイベントの通知を受け取ることができます。JCL エンジンは、カタログ化されたデータ セットを OUTPUT、I-O、または EXTEND で開く際や、コピー、名前変更、または削除する際に、ユーザー出口を呼び出します。

JCL エンジンは、データ セット名およびメンバー名が利用可能な場合はそれらの値を渡します。ただし、JCL 処理では、ユーザー出口の呼び出し時にデータ セットおよびメンバーの名前が利用できない場合もあります。ファイル アクションのインテントまたはモードが、物理ファイルのパスおよび名前とともに渡されます。

出口に通知される、ファイルを開くアクションのインテントまたはモードは、次のとおりです。

  • OUTPUT
  • I-O
  • EXTEND
  • COPIED
  • RENAMED
注: OPEN INPUT アクションは出口に渡されません。

出口を有効にするには、出口を実装するプログラムをポイントするように環境変数 MFJFAXIT を設定します。サンプルのユーザー出口プログラム (MFJFAXIT.cbl) が製品に付属しており、製品インストール ディレクトリの src\enterpriseserver\exits サブディレクトリに用意されています。