証明書の確認

OpenSSL ユーティリティを使用してメインフレームに接続する前に、証明書がクライアント アプリケーションに対応する正しい形式であることを確認する必要があります。また、これにより、正しい秘密鍵のパス フレーズがあることを確認できます。

Enterprise Developer command promptで、次のコマンドを入力します。

openssl s_client -connect <Node>:<Port> -CApath "A:\Path\To\The\servername-root-cert.pem" -cert "A:\Path\To\The\servername-user-cert.pem" -certform PEM -key "A:\Path\To\The\servername-user-key.der" -keyform DER

山かっこ <> で囲まれた値は次のものに置き換える必要があります。

<Node>
メインフレームの DNS 名または IP アドレス。
<Port>
AT-TLS で定義された MFA ポート。デフォルトは 2020 です。
<"A:\path\to\the\servername-root-cert.pem">
ルート証明書の PEM ファイルのパス。引用符で囲みます。
<"A:\path\to\the\servername-user-cert.pem">
ユーザー証明書の PEM ファイルのパス。引用符で囲みます。
<"A:\path\to\the\servername-user-key.der">
秘密鍵の DER ファイルのパス。引用符で囲みます。

次のように入力します。

openssl s_client -connect CSIMVS:20201 -CApath "C:\SSL\CSIMVS-root-cert.pem" -cert "C:\SSL\CSIMVS-MYUSER-cert.pem" -certform PEM -key "C:\SSL\CSIMVS-MYUSER-key.der" -keyform DER

コマンドが正常に実行されると、Verify return code: 0 または Verify return code: 19 が表示されます。戻りコード 19 は、自己署名証明書を使用している場合に発生します。