PAC の構成に使用できる一般的な環境変数の一部を次に示します。これらは、すべてのメンバー リージョンで一貫している必要があります。
| 名前 | 説明 | コンポーネント |
|---|---|---|
| CICS_SIT | リージョンによって使用される SIT の名前を指定します。 | CICS |
| ES_ALLOC_OVERRIDE | 新規データ セットの作成場所を決定する規則が含まれているファイルの場所を指定します。これは JES およびバッチ ファイルにのみ適用され、CICS、IMS、または Web サービス ファイルには適用されません。ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file | JCL |
| ES_CICS_SINGLE | ユーザーが 1 回のみログオンできるように CICS を構成します。 | CICS |
| ES_CLASS_XCMD | デフォルトの CICS CMD リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XDCT | デフォルトの CICS DCT リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XFCT | デフォルトの CICS FCT リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XJCT | デフォルトの CICS JCT リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XPCT | デフォルトの CICS PCT リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XPPT | デフォルトの CICS PPT リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XPSB | デフォルトの CICS PSB リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XRES | デフォルトの CICS DOCTEMPLATE リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XTRAN | デフォルトの CICS TRAN リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_CLASS_XTST | デフォルトの CICS TST リソース クラスをオーバーライドします。 | CICS |
| ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON | Enterprise Server Monitor and Control の起動時のデフォルト ユーザー (mfuser) のサインオンを無効にします。 | CICS |
| ES_EMP_EXIT_n | リージョンのイベント マネージャー ユーザー出口の数を指定します。 | JCL |
| ES_ESM_CMDSEC | CICS 処理がトランザクションの PLT 定義で指定された CMDSEC オプションを受け付けるかどうかを示します。 | CICS |
| ES_ESM_PLTPIUSR | CICS 初期化時の PLT プログラムの実行に使用されるユーザー ID。 | CICS |
| ES_ESM_RESSEC | CICS 処理がトランザクション定義 (PCT) で指定された RLS セキュリティ設定を受け付けるかどうかを示します。 | CICS |
| ES_ESM_SECPRFX | セキュリティ クエリを行う際に CICS 処理がリソース名にプレフィックスを付けるかどうかを示します。 | CICS |
| ES_ESM_XUSER | CICS 処理が代理ユーザー チェックを実行するかどうかを示します。 | CICS |
| ES_PAC_NO_GLOBAL_LOG | console.log のメッセージが PSOR に格納されないようにします。 | PAC |
| ES_USR_DFLT_CICS | CICS 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを可能にします。 | CICS |
| ES_USR_DFLT_JCL | JCL 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを可能にします。 | JCL |
| ES_USR_DFLT_JES | JES 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを可能にします。 | JCL |
| ES_WORKING_MODE | サーバーの作業モード。サーバーで 32 ビットと 64 ビットのどちらのアプリケーションを実行するかを示します。 | |
| ES_XA_EXCLUDE_MONITORING | CRCN トランザクションによる監視から除外されているリソース マネージャーを一覧表示します。 | CICS |
| ES_XA_RECONNECT | この変数は、有効化されているリソース マネージャーの接続状況を確認する頻度を決めるために CRCN トランザクションで使用されます。監視セッションの間隔 (秒単位) を表す値に変数を設定します。 | CICS |
| ES_xxxxx_NB_RETRIES | 接続エラー後に SEP が XA リソースへの再接続を試みる回数を指定します。xxxxx は、関連付けられているリソースの ID です。デフォルトは 5 です。接続が行われなかった場合、XA スイッチは無効になります。 | CICS |
| MFSYSCAT | JES システム カタログの場所。 | JCL |
| MFUSERCAT_BASE_LOC | MFUSERCAT_LOC 内のエントリで、フル パスおよびファイル名ではなく、ユーザー カタログのファイル名のみが指定されている場合は、この環境変数を使用して、これらのカタログの場所を指定します。 | JCL |
| MFUSERCAT_LOC | MFUSERCAT_NODE で設定されているノードの場所。複数指定する場合は、セミコロンで区切ります。 | JCL |
| MFUSERCAT_NODE | 追加の SMS カタログ、SPOOL カタログ、およびユーザー カタログを設定します。SMS エンティティ DATACLAS および MGMTCLAS のサポートを有効にするには、MF_SMS=ON の設定に加えて、この変数を設定する必要があります。 | JCL |