WebSphere MQ スイッチ モジュール

提供されている WebSphere MQ スイッチ モジュールについて説明します。

完全に機能する 32 ビットおよび 64 ビットの WebSphere MQ スイッチ モジュールは、Enterprise Developer の一部として提供されます。これらのビルド モジュールのファイル名および場所は次のとおりです。

Windows プラットフォームの場合:

ファイル名 デフォルトの場所
esmqxa.dll %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin
esmqxa.dll %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin64

UNIX プラットフォームの場合:

ファイル名 デフォルトの場所
ESMQXA.so $COBDIR/lib
ESMQXA64.so $COBDIR/lib

デフォルトでは、これらのスイッチ モジュールは 2 フェーズ コミット モードで動作します。Micro Focus SupportLine により、1 フェーズ コミット モードに変更するよう推奨された場合は、ES_MQ_1PC 環境変数を Yes または True に変更します。

UNIX 環境では、WebSphere MQ スイッチを使用するには、IBM WebSphere MQ Server または IBM WebSphere MQ Client がインストールされている必要があります。それらをデフォルトの場所にインストールしていない場合は、ES_MQ_LIB_XA 環境変数 (またはスレッド環境の ES_MQ_LIB_T 環境変数) を使用して、プラットフォームに適した IBM MQ XA ライブラリのパスが含まれているフル ネームを指定する必要があります。
重要: AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB_XA="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqmxa64.o)"
注: Enterprise Server の構成内容によっては、WebSphere MQ 用の XA スイッチは必要ない場合があります。詳細については、「IBM WebSphere MQ 用の Enterprise Server の設定」を参照してください。