高度なデータ駆動型テスト ケースの例

注: 次の例はコマンド ラインから実行されていますが、このソースは IDE からも同じように簡単に使用できます。

この例は、6 つのファイルで構成されています。3 つの COBOL プログラム (MFUT_TESTFLYER_FILE.cblGetFlyerLevel.cbl、および GetFlyerLevel.cpy)、1 つの .csv ファイル (FrequentFlyerFile.csv)、およびテスト対象の追加データを含む別の 2 つのファイル (lorem.txt および gettysburg.txt) です。これらすべてのファイルのソース コード/テキストは、付録にあります。

この例は、テスト対象の .csv ファイルが他の 2 つのファイルのいくつかの追加データを参照することを除いて、従来のデータ駆動型テストに似ています。これらのファイルが読み込まれている限り、テストが実行される前に MFU_GET_FILE を実行すれば、Micro Focus Unit Testing Framework はデータが .csv ファイルの一部であるかのように機能します。

注: 次の例で作成するすべてのファイルは、同じ場所に保存して実行する必要があります。
  1. MFUT_TESTFLYER_FILE.cbl という名前の COBOL プログラムを作成し、付録の適切なソース コードを使用します。
  2. GetFlyerLevel.cbl という名前の別の COBOL プログラムを作成し、付録の適切なソース コードを使用します。
  3. GetFlyerLevel.cpy という名前の COBOL コピーブックを作成し、付録の適切なソース コードを使用します。
  4. FrequentFlyerFile.csv という名前の .csv ファイルを作成し、付録のデータを使用します。
  5. 最後に、.csv ファイルで参照される 2 つの外部ソース (lorem.txt および gettysburg.txt) を作成し、ここでも付録のテキストを使用します。
  6. 次のように、テストをコンパイルします。

    Windows:

    cbllink -D MFUT_TESTFLYER_FILE.cbl GetFlyerLevel.cbl

    UNIX:

    cob -zU -e "" MFUT_TESTFLYER_FILE.cbl GetFlyerLevel.cbl
  7. 次のように、テストを実行します。

    Windows:

    mfurun -verbose:true MFUT_TESTFLYER_FILE.dll

    UNIX:

    cobmfurun[32|64] -verbose:true MFUT_TESTFLYER_FILE.so

    出力は次のようになり、テストに合格したことを示します。@lorem.txt および @gettysbury.txt 構文を使用して参照した追加情報を FrequentFlyerFile.csv に埋め込んでいたならば、このテストは許可されたサイズ制限を超え、失敗していました。