イベントとアクション

本セクションでは、イベントごとに、重要な (ただし、すべてではない) 入力および出力とそのイベント用に要求できるアクションについて説明します。

イベント固有のデータ

次のアクションは、すべてのイベントに適用されます。
  • action-continue アクション コード (デフォルトのアクション コード) は、そのイベントに対して出口が一度も呼び出されなかったかのように通常の処理を続行する必要があることをシステムに指示します。

下記のイベント名は、イベント コードに割り当てられたレベル 78 の名前に部分的に対応しています。同様に、下記のアクション コード名は、アクション コードに割り当てられたレベル 78 の名前に部分的に対応しています。mfjdsxit.cpymfjyooda.cbl、および subsys1b.jcl ファイルを参照すると、ここで説明する機能の理解に役立ちます。

このイベントは、DD のソースの割り当てが行われようとしていることを示します。このイベントの目的は、処理中の DD の確認や変更をサブシステム出口で実行できるようにすることです。

このイベントと Event-before-PGM-call は、子プロセスで発生します。その他のイベントは、すべて親プロセスで発生します。親プロセスで発生したイベントを出口で記憶することはできません。

このイベントに使用できるデータは次のとおりです。
  • subsystem-subparameter 文字列の長さ
  • subsystem-subparameter 文字列へのポインター
  • データセット名 (使用可能な場合)
  • データセットのタイプ (永続、SYSOUT など)
出口では、情報を表示または変更し、変更された情報をシステムで使用するように要求することができます。変更できる情報は次のとおりです。
  • subsystem-subparameter 文字列の長さ
  • subsystem-subparameter 文字列
  • データセットのタイプ
要求できるアクション:
  • action-use-updated-data