acu_library

ACUCOBOL-GT 互換モジュールの「aculibs」をロードします。
制約事項: これらのチューナーは、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。

このチューナーは ACU コンパイラ指令によって設定され、設定されると、ACU 指令なしでプログラムを再コンパイルしないと設定解除できません。

構文:

>>-------acu_library=--.-TRUE-.---------><
                       +-FALSE+																

aculibs では ACUCOBOL-GT 互換の特定機能が提供されます。それらは、ファイル操作から拡張エラー情報を取得するためのライブラリ ルーチン、C$RERR、および他のエラー情報を含んでいる複数の外部変数 (F-ERRNO、F-INT-ERRNO、F-INT2-ERRNO、F-ERRMSG、RETURN-CODE、および A4GL-WHERE-CONSTRAINT) です。

パラメーター:

TRUE aculibs 機能が有効です。
FALSE aculibs 機能が無効です。

プロパティ:

デフォルト: FALSE
IDE での相当機能: なし

説明:

トラブルシューティングの状況で、外部変数から新たな情報を取得できます。たとえば、データベースから返されるエラーが標準の COBOL エラー (レコードのロック、重複キーなど) のどれにも該当しない場合、外部変数 F-ERRNO、F-INT-ERRNO、F-INT2-ERRNO、および F-ERRMSG に追加情報が含まれます。通常、F-ERRNO は (値 15を持つ) E_INTERNAL になります。F-INT-ERRNO および F-INT2-ERRNO はデータベースにより返されるエラー値となり、F-ERRMSG はデータベースにより返されるテキスト メッセージをポイントします。

acu_library が設定されている場合は、次の外部宣言を作業記憶域に追加します。

01 A4GL-WHERE-CONSTRAINT PIC X(300).
01 F-INT-ERRNO SIGNED-LONG.
01 F-INT2-ERRNO SIGNED-LONG.
01 F-LOG-ERRNO SIGNED-SHORT.
01 F-ERRMSG POINTER.
77 F-ERRNO SIGNED-SHORT.
01 RETURN-CODE SIGNED-LONG.
注: エラー値の定義については、COBOL COPY ファイル filesys.def を参照してください。