LOAD

制約事項: 本トピックは Windows 環境にのみ該当します。

[label] LOAD EP=program-name|EPLOC=program-address|DE=list-entry-addr

[,DCB=dcb-addr]

[,ERRET=err-rtn-addr]

[,LSEARCH=NO|YES]

[,LOADPT=addr]

[,RELATED=value]

パラメーター

EP= program-name
ロードするプログラムの名前 (最大 8 文字)。ファイル拡張子は必要ありません。LOAD ルーチンは、最初に拡張子 .390 のファイルのロードを試行してから、拡張子 .mod のファイルをロードします。どちらのファイルも見つからない場合、ロードするスタブ アセンブラー プログラムを生成し、program-name という COBOL プログラムにリンクします。
EPLOC= program-address
プログラム名のアドレスを含むデータ要素の名前。
ERRET=err-rtn-addr
エラー状態が検出された場合に制御を受け取る出口のアドレス。err-rtn-addr は、A タイプ アドレスまたはレジスタ (2) から (12) になります。
LOADPT=addr
プログラムがロードされた開始アドレス。addr は、A タイプ アドレスまたはレジスタ (2) から (12) になります。

説明

指定したプログラムをメモリにロードします。

アセンブラーの LOAD:

LOAD マクロは、その RMODE 設定に応じて、境界の上位または下位のメモリにプログラムをロードします。LOAD の完了時、レジスタ 15 のバイナリ値はゼロになり、レジスタ 0 にはプログラムのロード場所のアドレスが格納され、レジスタ 1 にはプログラムの長さが格納されます。レジスタ 0 の上位ビットは、次のように、ロードされたプログラムの AMODE 設定を示すように設定されます。

0=AMODE(24)

1=AMODE(31)

COBOL の LOAD:

LOAD マクロは、境界の下位にスタブ アセンブラー プログラムをロードします。スタブ アセンブラー プログラムを実行すると、そのプログラムは AMODE 設定に応じて境界の上位または下位に COBOL プログラムをロードします。COBOL プログラムの DATA 指令がその AMODE 指令と一致しない場合、COBOL プログラムの作業場所節は個別にロードされます。AMODE(31) アセンブラー プログラムが AMODE(24) COBOL プログラムをロードする場合、31 ビット アセンブラー パラメーター アドレスを 24 ビット COBOL プログラムに正常に渡すことができないため、スタブ コードの実行時に 0C5 異常終了が発生します。

DOS/VSE 互換性:

VSECOMP コンパイラ指令を指定する場合、Enterprise Developer アセンブラー サポートには、このマクロの DOS/VSE バージョンのエミュレートが含まれます。この場合、最初の位置指定パラメーターは、ロードするプログラムの名前になります (EP キーワードは不要)。LOAD の完了時、レジスタ 1 にはプログラムのロード場所のアドレスが格納され、上位ビットは、ロードされたプログラムの AMODE 設定を示すように設定されます。

LOAD EP=MYPROG

LOAD  EPLOC=PNAME
    PNAME    DC    CL8'MYPROG'