アプリケーションの実行

プロダクション用の CICS 環境を設定しているのであれば、ここで PCT エントリを作成してプログラムの名前を CICS トランザクション ID に関連付けます。しかしこの例では、Micro Focus の一般的なプログラム実行 CRUN を使用します。これはテストに便利で、CICS テーブルを変更することなく、要求ベースでのプログラム実行を可能にします。
  1. 端末エミュレーターを起動し、画面をクリアします。 なお端末エミュレーターは必要に応じて、以前設定したリスナー ポートと通信するように設定し、さらに Enterprise Server Administration の [Home] ページでサーバーの [Communications Processes] セルから見つかる正しい IP アドレスに接続するように設定します。
  2. CRUN progname を入力します。progname はプログラムの名前です。 これは、内部読み取りプログラムとして定義される一時データ キューへの書き込みによってジョブをサブミットする CICS アプリケーションを呼び出します。以前提供された例題プログラムを使用した場合は、サブミット済みの JCL が出力画面に表示されます。