カタログでの UNIX パスの使用

デフォルトでは、ファイルがカタログに追加される際、ワークステーション ファイルの場所はダウンロードされた場所と同じになるように設定されます。/CATOVERRIDE=unix-path 引数を使用すると、このパスをオーバーライドできます。

ファイルがカタログに追加される際に、/CATOVERRIDE 引数の値で <catalogfolder> トークンが置き換えられます。これにより、ファイルを Windows フォルダーにインポートしながら、カタログには Unix パスで保存することができます。この処理では、<catalogfolder> トークンが /CATOVERRIDE 引数の値で置き換えられるため、ダウンロードのターゲットがこのトークンで始まっている必要があります。

例:

次のコマンドでは、ファイル mfi01.test.datac:\proj\dir\mfi01.test.data にダウンロードされますが、その後このカタログ エントリのワークステーション ファイルの場所は /user/user1/dir/mfi01.test.data に設定されます。この動作が発生するのは、ダウンロード時にインポート ターゲットの <catalogfolder> が c:\proj で置き換えられた後、このエントリがカタログに追加される際に、<catalogfolder> が /user/user1/ に置き換えられるためです。

MFDAS IMPORT "<catalogfolder>\dir\*" FROM AUTO mfi01.test.data /CATLOC=c:\proj\catalog.dat /CATOVERRIDE=/user/user1/
ヒント: デフォルトでは、物理ファイルの場所は大文字に変換されます。次の環境変数設定を使用すると、物理ファイルの場所の大文字と小文字を維持できます。
MFJ_STRICT_CASE=Y