リソース権限を割り当てるには

これらのプロパティ画面を使用するには、ユーザー アカウントに管理者権限が含まれている必要があります。

  1. Enterprise Server Administration の Web ページの左端のメニューで [Configure] の下の [Security] をクリックします。
  2. [Security Managers] をクリックします。
  3. リソースが含まれているセキュリティ マネージャーを [Select] 列のラジオ ボタンをクリックして選択します。
  4. [Edit] をクリックします。
  5. [Properties] をクリックします。
  6. [Resources] をクリックします。

    使用可能なリソース クラスの一覧が表示されます。

  7. リソースが属するリソース クラスの隣の [Edit] ボタンをクリックします。

    使用可能なリソースの一覧が表示されます。

  8. リソースの隣の [Edit] ボタンをクリックします。
  9. リソースのアクセス制御リスト (ACL) 文字列を指定します。

    ACL は、リソース エンティティのアクセス権を指定します。ACL 内の各エントリは、アクセス制御エントリまたは ACE と呼ばれます。これらのエントリはセミコロンで区切ります。

    各 ACE により、1 つのアクター (ユーザー、ユーザーに対するワイルドカード パターン、またはグループ)、およびそのアクターに認める (allow) か認めない (deny) 1 つ以上の権限が指定されます。ACE の形式を次に示します。

    setting:actor:action-1,...,action-n

    詳細は次のとおりです。

    • setting は、allow または deny です。
    • actor は、ユーザーの名前、ユーザーの名前に対して照合されるワイルドカード文字列を 1 つ以上含んだパターン (「Wildcards」(ワイルドカード) を参照)、またはスペースおよび group という単語が続くグループ名かワイルドカード パターン ("ADMIN group" など) です。
    • action-1 から action-n は、権限トークンです。
      • none
      • execute
      • read
      • update
      • add
      • delete
      • control
      • alter
      • all

    ACL 文字列の例を次に示します。

    allow:Test group:Execute,Read,Update,Add,Delete;allow:Operator group:Read

    この例では、Test グループにリソースの実行、読み取り、更新、追加、削除の権限を割り当て、Operator グループに読み取りの権限を割り当てています。

  10. [OK] をクリックします。