DSNALI 機能

DB2 呼び出し接続機能 (CAF) を使用して、DB2 サブシステム、および DB2 サブシステムで管理されるデータにアクセスします。これを行うには、一連の適切な関数を使用して DSNALI を呼び出します。この機能のMSS エミュレーションの動作は、以下の点を除き、メインフレーム上の動作と完全に一致します。

• CONNECT 関数。
  • サブシステム パラメーター (パラメーター番号 2) は存在する必要がありますが、存在しない場合は無視されます。
  • 終了のイベント制御ブロック (Event Control Block; ECB) パラメーター (パラメーター番号 3) は存在する必要がありますが、存在しない場合は無視されます。この ECB は決してポストされません。
  • 開始の ECB パラメーター (パラメーター番号 4) は存在する必要がありますが、存在しない場合は無視されます。この ECB は決してポストされません。
  • リリース情報ブロック (RIB) ポインター (パラメーター 5) が存在する必要があります。このポインターは、"RIB" や 、DB2 サブシステムのリリース番号 710 (DB2 V7.1.0 の場合) などの項目を含む定数値を指すように設定します。
• OPEN 関数。
  • サブシステム パラメーター (パラメーター番号 2) は存在する必要がありますが、存在しない場合は無視されます。
• TRANSLATE 関数。
  • 変換は実行されません。SQLCA では、SQLCODE は常に -924 に設定され、SQLSTATE は常に 58006 に設定されます。