分散トランザクション処理

分散トランザクション処理 (DTP) を使用すると、あるシステムで実行する CICS トランザクションが、別のシステムで実行するトランザクションと通信できます。トランザクションは、システム間通信リンクで相互通信するように作成および設計されます。DTP で機能が提供されるため、2 つのプログラムは相互に通信し、それぞれのステータスを信号で伝え、保護されたリソースに対して連携して変更をコミットできます。

DTP は、一致するペアになるように設計されるプログラム間で行われます。そのアクティビティ、コマンドの使用、エラー プロトコル、メッセージ フォーマットをすべて調整する必要があります。MSS によって、APPC プロトコルをサポートするリモート システムのトランザクションを起動して同期通信するトランザクションの実行が可能になります。