エントリ名マップ ファイルの作成

マップ ファイルはテキスト エディターを使用して作成します。各エントリ ポイントごとに、次の 3 行を入力する必要があります。

[ENTRY-POINT] entry-point-name
[PROGRAM-NAME] main-program-name
[SUBPROGRAM-NAME] subprogram-containing-entry-point

主プログラム A とサブプログラム C の実行単位を見てみます。この実行単位では、主プログラム A はサブプログラム C 内のエントリ ポイント B を呼び出します。エントリ名マップ ファイル内のテーブル エントリは次のとおりです。

[ENTRY-POINT] B
[PROGRAM-NAME] A 
[SUBPROGRAM-NAME] C

[ENTRY-POINT] 行に続いて、オプションで [ALIASED-ENTRY-POINT] 行を指定することもできます。指定した場合、この行は [ENTRY-POINT] で指定したエントリ ポイントがエイリアス設定されるエントリ ポイント名を定義します。

次に例を示します。

[ENTRY-POINT]  XYZ 
[ALIASED-ENTRY-POINT] ENTA 
[PROGRAM-NAME]  * 
[SUBPROGRAM-NAME]  PGMA

XYZ がプログラム PGMA 内の ENTA エントリ ポイントにエイリアス設定されます。つまり、XYZ がプログラムによって呼び出されると、エントリ ポイント ENTA が呼び出されます。

注: 注:
  • タグ (角かっこ内のテキスト) は大文字にします。
  • # で始まる行は、コメントとして扱われます。
  • プログラム名にアスタリスク (*) を指定すると、実行単位内のあらゆるプログラムでプログラム C 内のエントリ ポイント B を呼び出すことができることを示します。
  • エントリ ポイント エイリアシングは、.int.gnt、および .dll (Windows) または .so (UNIX) プログラムでのみ使用できます。