ASCII/EBCDIC

デフォルトでは、Enterprise Server は ASCII 文字セットを使用します。EBCDIC を使用する場合は、個々のエンタープライズ サーバーで、このデフォルト設定をオーバーライドできます。

エンタープライズ サーバー用に ASCII または EBCDIC を選択するには、MF_CHARSET 環境変数を使用します。これは、ES Admin で指定します。エンタープライズ サーバーの [Edit] ページの [General] タブで、[Configuration Information] フィールドの [ES-Environment] セクションに次の情報を入力します。

MF_CHARSET=E

または

MF_CHARSET=A

必要であれば、分かりやすくするためにこれらを次のように入力することもできます。

MF_CHARSET=EBCDIC

または

MF_CHARSET=ASCII

ただし、意味があるのは最初の文字 (E または A) のみです。

プログラムは、エンタープライズ サーバーの文字セットと一致する CHARSET コンパイラ指令を使用してコンパイルする必要があります。EXEC PGM= JCL 文、DSN コマンドの RUN サブコマンド、または TSO CALL コマンドの結果として呼び出されたプログラムの場合は、システムによってユーザー プログラム データが適切に処理されます。

ASCII プログラムと EBCDIC プログラムは混合しないでください。混合する場合、必要な変換を行うのはユーザーの責任になります。コンパイラ指令は次のとおりです。

CHARSET(EBCDIC)

または

CHARSET(ASCII)

すべてのデータセットの文字セット属性が現在のシステム文字セットに設定されます。ファイルの文字セットに基づき、LSEQ データセットおよび SYSIN インストリーム データセットは、プログラムに適合するように自動的に変換されます。