自動インストール処理

この項では、ユーザーが Enterprise Developer IDE から 3270 端末エミュレーターを起動したときのプロセスと情報のフローについて説明します。

図 1. 自動インストール プロセス

  1. 自動インストール プロセスは端末インストール パラメーターから情報を受け取ります。
  2. 自動インストール プロセスが、物理的な端末と互換する画面サイズを使用してモデルのリストを作成します (端末制御テーブル内のリソース定義から)。
  3. 自動インストール プロセスが ACP を呼び出し、次の情報を提供します。
    • 自動インストール モデル名のリスト
    • 物理的な画面サイズ
    • ネット名
    • 推奨端末 ID (ネット名の最後の 4 文字)
    • UCTRAN が設定されているかどうか
  4. CICS サポートで端末制御テーブルのエントリを動的に作成するときに必要となるパラメーターが ACP から返されます。これらは次のとおりです。
    • 端末 ID
    • 端末モデル名

    ACP は端末に関連付けるプリンターと代替プリンターの名前も提供します。

  5. 返されたパラメーターと端末モデル定義を使用して、CICS サポートが端末制御テーブル エントリを動的に作成します。