DEFINE ALTERNATEINDEX

DEFINE ALTERNATEINDEX コマンドは、既存の VSAM データ セットに対する代替索引を作成します。また、自動的にデータ セットを再索引付けして、PC 上のデータと索引ファイルの間の整合性を維持します。代替索引は、主索引と同じファイルに含まれます。

パラメーター:

MFJAMS では次のパラメーターがサポートされています。これらのパラメーターは、次で特に明記しない限り、IBM のマニュアルに記載されているとおりにサポートされます。

NAME(data-set-name)
データ セットの名前。このパラメーターは必須です。
KEYS(length offset)
代替キー フィールドの長さとオフセット (0 に対する相対値)。オフセットは、レコードの最初の 4,096 バイト内になければなりません。長さにオフセットを加えた値は、レコードの最大長を超えない必要があります。デフォルトは KEYS(64 0) です。
UNIQUEKEY
レコード内の各代替キー値は一意です。
NONUNIQUEKEY
代替キー値には重複が含まれている可能性があります。
RELATE(data-set-name)
代替索引が関連付けられるカタログ式 VSAM データ セットの名前です。

説明:

  • UNIQUEKEY および NONUNIQUEKEY は相互に排他的です。デフォルトは NONUNIQUEKEY です。
  • MFJAMS は自動的にデータ セットを再索引付けするため、たとえ BLDINDEX パラメーターが指定されていなくても、BLDINDEX パラメーターが想定されます。
  • MFJAMS の 1 回の呼び出しでは、代替索引を 7 つまで作成できます。索引ごとに別々のコマンドを入力してください。MFJAMS は、すべての代替索引に対して単一の再索引付け操作を実行します。
  • MFJAMS は、Micro Focus 分割キーおよびキー圧縮機能をサポートしていません。これらの機能のいずれかを使用する VSAM データ セットを MSS で開くことはできません。