ユーザー定義エミッターの指定 (非推奨)

注: 監査マネージャーは非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに syslog イベントを使用することをお奨めします。詳細については、「エンタープライズ サーバーの監査」を参照してください。

構文:

監査マネージャーの構成ファイルでは、次の行を使用して、作成した監査エミッターを定義します。つまり、この行でエミッター プログラムにエミッター名を割り当てます。このコマンドを使用すると、このエミッターを mfaudit.dest 構成で使用できるようになります。

mfaudit.emitter.emitter-name=program-name

パラメーター:

emitter-name 定義するエミッターの名前。この名前は、構成ファイル内の他の場所にある mfaudit.dest エントリで指定できます。

エミッター名では、大文字と小文字は区別されません。

program-name emitter-name で指定した出力先にイベントを出力する際に監査機能によって呼び出される、エミッター インターフェイスを実装するプログラムの名前。

デフォルト:

該当なし

説明:

mfaudit.emitter は、ユーザー固有のエミッターを定義するために使用されます。同じエミッターに複数の mfaudit.emitter がある場合は、最後のものが使用されます。

注: 使用するカスタム エミッターは C で記述することをお勧めします。CTF トレース中に再帰の問題が発生する可能性があるため、COBOL では記述しないでください。

例:

1) MYAUDIT という名前のユーザー固有のエミッターを定義して、デフォルトの監査エミッターにします。

...
mfaudit.emitter.MYAUDIT=myauditemitter.dll
mfaudit.dest=MYAUDIT
...

2) 既知の AUDITFILE エミッターを置き換えます。

...
mfaudit.emitter.AUDITFILE=myauditfileemitter.so
...