CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_GET (非推奨)

監査構成のプロパティ値を取得します。
注: 監査マネージャーは非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに syslog イベントを使用することをお奨めします。詳細については、「エンタープライズ サーバーの監査」を参照してください。

構文:

call "CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_GET" using by value     flags
                                           by reference property-name
                                           by reference property-vallen
                                           by reference property-value
                                              returning status-code

パラメーター:

  型定義 PIC
flags cblt-x4-comp5 pic x(4) comp-5
property-name pic x(n) pic x(n)
property-vallen cblt-x4-comp5 pic x(4) comp-5
property-value pic x(n) pic x(n)

入力パラメーター:

Control flags

ビット 意味
0 0 文字列値を返します。ビット 1 を使用して、文字列の終了文字を決定します。
  1 整数値を返します。ビット 1 は無視してください。
1 0 値を空白文字で終了する文字列として返します。
  1 値を null で終了する文字列として返します。
2-28   予備 (値は常に 0)
29 0 property-name は空白文字で終了します。
  1 property-name は null で終了します。
30-31   予備 (値は常に 0)

property-name:空白文字または null で終了する (ビット 29 の設定で決まる)、大文字と小文字が区別されないプロパティ名。

NAME 接続する、または接続されている mfauditmgr インスタンス名。
NOSERVER_ACTION mfauditmgr プロセスが実行されていない場合の CBL_AUDIT_EVENT API の目的とする動作を示します。値 "wait" は、API がブロックされることを示します (デフォルト)。値 "nowait" は、API がエラーを返すことを示します。
SYSTEM このプロセスによって出力される監査イベントに関連付けるシステムの名前。
TIMEOUT タイムアウトするまでにイベントの出力への書き込みを再試行する時間 (ミリ秒単位)。

property vallen:プロパティ値が返される property-value バッファーの長さ。この長さが短すぎて値を返せない場合、ルーチンは失敗します。値が整数として返される場合、このパラメーターは無視されます。

出力パラメーター:

property-vallen property-value バッファーに返される文字列値の長さ。長さに終了文字は含まれません。

property-value が null の場合、または指定されたバッファー長が短すぎて値を返せない場合、property-vallen は必要なバッファー長に設定されます。

値が整数として返される場合、このパラメーターは設定されません。

property-value プロパティ値が返されるバッファー。これは、文字列として返される値の pic x(n) フィールド、または整数として返される値の pic x(4) comp-5 フィールドのいずれかです。

property-value を null に指定すると、指定されたプロパティ値を保持するために必要なバッファー長が API から返されるように要求できます。

戻りコード:

78-AUD-RET-SUCCESS
78-AUD-RET-NOT-ENOUGH-MEMORY
78-AUD-RET-PROPERTY-NOT-FOUND
78-AUD-RET-BUFFER-TOO-SMALL
78-AUD-RET-VALUE-NOT-INTEGER
78-AUD-RET-INVALID-PROP-NAME

説明:

CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_GET は、現在のプロセスの監査機能の構成に関連付けられた名前付きプロパティの値を取得するために使用します。

サポートされるプロパティはまだ定義されていません。

例:

監査機能の "system" プロパティに関連付けられた値を取得します。

copy "mfaudit.cpy" .

01 flags           pic x(4) comp-5.
01 prop-len        pic x(4) comp-5.
01 prop-string     pic x(100).
...
compute flags = 78-AUD-FLAG-PROP-STRING-VALUE
move length of prop-string to prop-len

call "CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_GET" using
                                     by value flags
                                     by reference "system "
                                     by reference prop-len
                                     by reference prop-string
...